君の隣で恋をする。




変な居候を始めて3週間も経つ…

彼のことは、コウと呼ぶようになった。

そして、コウはわたしのことを、ハルと呼ぶ。


家から制服や化粧品などを少しずつ持って来て、必要なものは揃えることができた。

高校には行ったり行かなかったり、気の向くままに行動していた。

それをコウは何も言わなかった。


コウには数回の来客があった。

それはあらかじめ伝えられていて、その間わたしは外出したり、部屋にいることにしていて、コウのお客さんには一度も会ったことがない。

気にはなるものの、どんな話をしているのか知ることができなかった。


こうしてお互いのプライバシーに干渉することなく、わたしはわたし、コウはコウの生活を送っていた。