「…分かった。
これも何かの縁だ、好きなだけうちに居れば良い」
「え…ほんと、に?」
自分で言っておきながら、予想外の返答に驚いた。
「俺、基本ここに居るし。
別に金もいらない」
ニート?
…なのにお金持ち?
「今、ニートだとか思っただろ?
違うからな」
「じゃあ、何で…」
「秘密」
「ふぅん…」
「うちに居ても良いけど、客が多いからあんまりうろうろするなよ」
「客…?」
怪しい仕事…?
あんまり触れないでおいた方が良いのかも。
それから簡単に部屋の説明をされ、自由に使っていい部屋に案内された。
一人暮らしなのに、客間用にちゃんとベッドもある。
ますます怪しい…
「じゃあ、俺はこっちにいるから」
「はい」
こうして、変な居候生活が始まった。

