恵美は日曜日の感動が蘇り、機材を
音楽室に運ぶ浩を熱い眼差しで見つめた。

(格好いい。格好良すぎ!

他のみんなは、なんで理解
出来ないんだろう、信じられない。

いやあ素敵過ぎる、吉村君!

私・・・私、吉村君が好きだ!

先週の土曜日迄、私、吉村君のことを
誤解というか勘違いしてた。

こんなにカッコ良くて、才能溢れる人
だなんて知らなかったの。

私、吉村君と付き合いたい!

彼女になりたい!好きー!)