ステージ上からミラーボールが降りて
きて、浩が歌いだすとホールが沸いた。
ポップでダンサブルな曲に客がその良さが
分かったのであった。
客席最前列にいる五人の審査員も顔を
見合わせていた。
浩も地区予選で感じたことのない客の反応
にうれしくも若干戸惑っていた。
これは三位どころかうまくいけば、優秀を
狙えるかもしれないと思い、浩は歌い続け
ていると、客席の後方から赤い光が見えた。
その光は浩の左へと伸びていった。
その光の先を歌いながら目で追った瞬間、
恵美がキーボードを弾き間違えた。
「・・・!」
きて、浩が歌いだすとホールが沸いた。
ポップでダンサブルな曲に客がその良さが
分かったのであった。
客席最前列にいる五人の審査員も顔を
見合わせていた。
浩も地区予選で感じたことのない客の反応
にうれしくも若干戸惑っていた。
これは三位どころかうまくいけば、優秀を
狙えるかもしれないと思い、浩は歌い続け
ていると、客席の後方から赤い光が見えた。
その光は浩の左へと伸びていった。
その光の先を歌いながら目で追った瞬間、
恵美がキーボードを弾き間違えた。
「・・・!」

