《おやおゃ…そちらのお嬢さんは、新顔だね… 剣のコレ?》

そう言うと 雷我は、小指を立てた


「ふざけるな!!」

和は、思い切り大声を張り上げた


《あっ 違うんだ…》


ニヤりと笑う雷我の口元を犬歯が被う


《じゃあ いいよね?その子もらっても…》



「りんちゃんさがっ…」