その時




「りーーーん!!」
懐かしい声が城じゅうに響いた




その瞬間 りんは、ピクッと反応して 動きが止まった



僧呪の顔がみるみるうちに 変わっていく 最初の余裕に満ちた顔をしていた事すら なかったかのように 憎しみに満ちた目で声のするほうを睨んだ