無敵な2人

娘は、すっかり冷めてしまった 茶を コクんと飲むと くちを開いた


『あたし…村から逃げ出したんです…』

娘は、顔を上げる事なく話した



―――――――――――――――町外れのあばら家が 娘の家だった 両親は、二人とも病でつい最近亡くなった


娘がどんなに働いても 薬を 買える金額には、ほど遠く―――
――そんなある日―――

娘は、見えてしまった…