『僧呪様…?』


《《構わん役者が揃うた 。

コクりと頷き 鬼魅魔呂は、話しを始めた


『事は、僧呪様が人間でらっしゃった時に遡り(さかのぼ)ます。
僧呪様は、僧林(そうりん)とおっしゃる ‘坊主’でした』


‘坊主’…お坊さん…

「お坊さんがなんで!?」

怒りの余り椅子から立ち上がる
その拍子に椅子が

ガツーン…

とゆう鈍い音を立てて倒れた

鬼魅魔呂は、冷静に りんの椅子を起こすと

『まだ、続きがある、最後まで聞け。』

りんは、鬼魅魔呂が起こした椅子に また 座った