『何?僕の顔見たいの?』


ヨッと!

次の瞬間 一瞬 手を離しまた りんを抱き上げた

違う事と言えば 今度は、向かい合う形になった事…

そこには、りんの知らない顔があった…
りんより年下だろう…中学生ぐらいの少年…
顔には、痛々しいぐらいの無数のピアス…
敵だとわかるのに 数分…いや 数秒だろう それぐらい かかった。