源さんが懐から 取り出したもの…


美しく 怪しげに光輝く真珠のネックレスだった



「これ? なんで武器やないんですか!!こんなんで アイツに勝てるかどうか…」


心の底から 悔しさが出ていた 言葉も絞り出すように…


「剣!!落ち着くんじゃ! アヤツは… 千魔姫は、 武器なんかじゃ 勝てん!この八百真珠じゃから こそ封じ込めるのじゃ!」


「えっ…武器じゃ 勝てない?;」


「そうじゃ アヤツには、きかん。 のぉ…剣、敵は、みな 一緒じゃない 道具も 敵に 合わして 使うんじゃ!」


和は、ゆっくり頷いた


千魔姫を倒すために向かう…