ポトン…ポトン…


『――やぁー!』



ハッ…ここどこや…?


「いやぁー!助けてー」

振り向くと見覚えのある女の子が上から吊されていた


あっ!ニュースで見た子や!


「今!助けたるから!」


ガチャン!!

えっ…?

あっ!あっしの手と脚に鎖が…


なんか 鎖壊すもん!石!石ないんかよ!

辺りを見回すと 牢屋みたいなところに まだ三人の女の子が…


とにかく早く…


薄暗く 石を見つけるのも困難だ…早く目を暗闇に慣れさせて よく目こらせば 石の一つぐらい…



あった!!おもいっきり手を伸ばし な…ん…と……か!!届いた!!!






ギィィィィ…
次の瞬間 鉄のドアが嫌な音と共に 開けられた