『来斗ー!ちと話がある。』


その言葉で、俺は莉緒との
時間を奪われた。


まぁ…学校にいる間はほとんど
一緒にいるからいいんだけど…?

それに、話があるって言ってきた
のは、俺の唯一の親友の
南波 晃輝ーNanba koukiーだ。


断れるわけがない。