「そこのおんなぁ!!!!」


「はっ…はははい!!」


涙を流しながら震えてるその子に、
先輩は容赦なく…

「次やったら殺す…」


殺気つきでそう言った。


そして

「莉緒、行くぞ?」

すっごく優しい声でそういい、
その温かい手のひらで私の手のひらを
とり、私を連れ出した。