あの日私は、撃たれたふりだけ
して、防弾チョッキで球は
防いでいた。


そして私の血は血のりで
ごまかした。

人って取り乱したら、
些細なことにも気づかないでしょ?

黒龍と白龍には、お兄ちゃんに、
みんなにお別れをすると言って、
下っ端だけをあつめて、
交戦のふりをしてもらった。