「お兄ちゃん。」


私が2人に近寄ると、バツの悪そうな
顔をして、私をみるお兄ちゃん。


一発殴ってやろうと思って、
私が腕をあげると、堪忍したように
目を瞑る2人。

…言葉ではあんなに言えても…
手はだせないよ…。


「お兄ちゃんのばかぁ!!!」


ギュッ