Black Magic〜莉緒の秘密〜

私は目の前にいた来斗を
思いっきり蹴った。


「またせたね!宇蘭!!」


どんなに私のこと、嫌っても
いいから、今だけ…今だけは、仲間
でいさせてください…。


私を見る宇蘭の目は、優しさで
溢れていた。