「さようなら。」


俺の目を見据えて…


俺の横を通り過ぎようとする莉緒の
腕をとっさに掴んでいた…。


「莉緒が好きだ。」


莉緒にあそこまで言わせて…
俺はまだ…


お前に優しい言葉…かけてやれ
ねぇんだな…?