【完】一粒の雫がこぼれおちて。






よく、分からない。



なんていったって、〝ボク〟はまだ子供だから。



「ちーくんっ、ひろくんっ!」



話していれば、まさかの本人が登場。


その隣にはお馴染みの、シスコンと有名な祐大もいる。



和泉千歳(いずみ ちとせ)

大河内大翔(おおこうち ひろと)

松江里織(まつえ りおり)

松江祐大(まつえ ゆうた)



ボクらは世間に言う幼なじみで、〝いとこ〟らしい。



「りっ、りりりりりお!?」


「2人で何してるのー?」


「……見ての通り、ジャングルジムの上で語り合い。」


「いいなぁー! りおもするー!」


「え!? り、りおっ、危ないから止めといた方が……。」


「やだっ、りおもするの! ……って、きゃああぁっ!」


「あ、りおが落ちた。」


「「りおーーっ!!!?」」



……まだまだ、子供なボクら。



いつかの日。


ボクたちはこの世界で、どんな道を歩いていくんだろうか。



父さんの血を、濃く受け継いだボクと。

幼なじみで従姉弟の、りおが好きな大翔と。

双子の姉であり、好奇心旺盛なりおと。

シスコン過ぎる、双子の弟の祐大と。



……ボクらは、どんな大人になるんだろう。





番外編⑤

いつかの日 END