キミの心に届くまで



壁にもたれながら、同じように足を伸ばす。


顔を上げると、真っ青な空が映った。


雲ひとつない晴天なのに、あたしの心には黒い影が覆ったまま。



はぁ……。


なんだかなぁ。



どれくらい空を見上げていたんだろう。


隣から突き刺すような視線をひしひし感じて我に返った。



「な、なに……?」



なんだかめちゃくちゃ見られていて、すごく気まずい。


いったい、なんだっていうんだろう。


なにか文句でもあるの?


興味ないとか……失礼なことを言ったから?