次の日と朝一番俺らは病院に来た


でもすぐにあの翔というやつに呼び出された


会議室みたいなところに通されてドアを開けると先代の王と女王がいた


「君たちも呼び出されたってことは姫奈絡みか……」


納得するように頷く王


しばらくすると翔が来た


「集めてしまってすみません…。もうわかってますよね?誰絡みか……」


「姫奈…だろ?早く話せ。遠慮はいらない」


……王も緊張してるんだ。


だから強い口調になってしまっている


「はい。でも少し覚悟がいりますけどよろしいですか?」


そんなに深刻なのか……?


それはこの場にいる全員が思ったことだっただろう


「当たり前。俺は姫奈が一番大切だから聞く」


一番初めに口を開いたのは俺だった


「俺も…聞きます」


「私も……」


それに続くかのように口を開く徹と真白


「お爺様とお婆様は…」


「わしが聞かんで誰が聞くんだ?どうせいつかは耳にすることだ。真珠も聞くだろう?」


「当たり前ですよ。あの子達が守った命ですからね」


翔は頷いて話し始めた