___バタン
一旦それぞれの部屋で着替えなどを持った後俺の部屋に来ることになった
___コンコン
「俺…入るぞ」
「私も……」
暗い雰囲気が流れる
それもそうだろう。
いつもニコニコして明るくて時々ドジるけど周りを明るくしてくれた人が突然いなくなるんだから…
「私…姫奈の部屋に入ってくる……」
「うん……」
最低限の会話で終わる
___バタン!!
真白が俺の部屋に飛び込んできた
「2人とも…!これ……」
真白が握ってたのは紙切れ
これが何っていうんだ…?
『桐生姫奈
明日の放課後に二階階段の踊り場に来なさい
鈴川毬子』
「……これ…⁉︎まさか…」
「そのまさかだと思うよ。姫奈はこれで呼び出されて行ったんだよ」
「そしてあの踊り場から毬子に姫奈ちゃんは落とされた。か……」
……証拠になる
あ、そういえばこれ……
「俺の携帯……「これ?」あぁ、それ。ちょっと貸して」
ロックを解除しアルバムを開く
「これ見て。姫奈が落とされた音がした後部屋を出た時逃げてた奴がいたんだ。それを写メった……」
連写で撮ったから正確に撮れている
「こいつ……毬子じゃないの⁉︎」
「運良く後ろを振り返ってくれたから撮れたよ……」
全員、毬子への怒りがひしひしと伝わってくる
「明日、病院に行くぞ。だから早く寝よう」
うん。と返事しもらい全員眠りにつく