あいつら……ニヤニヤしながら楽しみやがって…


まぁ今はそんなことどうだっていい


「……あのさ」


心臓が今までにないくらいバクバク言ってる……


「何ー?どうしたの?具合悪い?」


さすが天然!言うことが違うね!


「いや…。真面目な話で悪いんだけどさ…」


あー!!俺さっさと言え!


「俺…さ。姫奈のこと好きなんだけど……」


言った!俺は言ったぞ‼︎


「えーっと…冗談?」


いえ、あなたの方が冗談ですか?


「いたって真面目。俺…と付き合ってください…‼︎」


ぜってー顔赤い‼︎


「私、爽くんの事好きだよ。」


え?マジで?


「でも…恋愛の好きか分からないんだ。だから…返事はちょっと待ってくれる?」


ヤバい……嬉しすぎ


OKもらったわけじゃないけど


好きだよって言われた……‼︎


待っててくれる?


そんなの……


「うん。」


っていうに決まってんだろ


「じゃあ、学校行こ?」


「あぁ。……絶対惚れさせて見せるから」


ボソッと言った瞬間姫奈のかおが真っ赤になった


……ヤバ…可愛い……


「ほら、姫奈‼︎遅刻するぞ‼︎」


ちょっといじめてみたくなるけど許して?


本当、姫奈のこと大好きだから


「……っっ‼︎もぉ〜‼︎誰のせいだと…」


真っ赤で反論されても怖くないしむしろ可愛い…


で、何とか俺らは遅刻スレスレで学校到着しました