「姫奈ぁ!起きて!」


真白の怒鳴り声に近い声で起きる


「ま、真白⁉︎」


焦る私を置いて「朝ごはん‼︎」と。


あ、作るの忘れてたぁ‼︎というより目覚まし時計のセットもぉ!


最悪ー!!!


急いで髪をとかし顔を洗い歯を磨く


私服に着替えていざ‼︎料理開始


今日は洋食


パンを焼きスクランブルエッグにコーンスープ


ハムなどを焼く


「出来た!はいどーぞ!」


急いで作った割には上出来


「「「「いただきまーす」」」」


時間がないので急いで食べる私たち



「「「「ご馳走様でした!」」」」


「姫奈!行くよ!」


ひえぇぇぇぇ……‼︎‼︎


食べた直後なのに走るのぉ⁉︎


「あ、真白は徹と行って!俺姫奈に話がある」


走り立とうとしてた私に突然のストップ


「はいはーい」

「じゃ、頑張れー?」


……?何を頑張るの?


「……あのさ」


「何ー?どうしたの?具合悪い?」


うーん…体調悪そうには見えないんだけどな……


「いや…。真面目な話で悪いんだけど…」


……珍しい。こんなに回りくどい喋り方する爽くん


「俺…さ。姫奈のこと好きなんだけど……」


……は⁉︎え?何で?


「えーっと…冗談?」


「いたって真面目。俺…と付き合ってください…‼︎」


本気だ……。


顔を真っ赤にしながら告白してくれてる


「私、爽くんの事好きだよ。でも…恋愛の好きか分からないんだ。だから返事はちょっと待ってくれる?」


うん。と返事をしてくれた


「じゃあ、学校行こ?」


「あぁ。……絶対惚れさせて見せるから」


ボソッと耳元で言われたから私の顔は多分真っ赤だ


「ほら、姫奈‼︎遅刻するぞ‼︎」


「……っっ‼︎もぉ〜‼︎誰のせいだと…」


とか言いながら嬉しかったりする


告白されても悪い気がしなかった


私は爽くんの事が好きなの?