「えーっとこの辺の国がカナリア国とサナリア国。マナリア国にアナリア国だったよな…?」


「そうだよー」


へー……そうなんだぁ


「で、サナリア国の皇子が爽。カナリア国は皇女だったよな?マナリア国アナリア国はお世継ぎがいない」


「カナリア国の皇女は超美人なんだって」


う……可哀想に。私を見て幻滅するのね…?


「あ、そうそう。マナリアとアナリアは戦争中だろ?」



え⁉︎そうなの⁉︎


「うわぁ……カナリア国の第一皇女見てみたいなぁ…」


ていうか話ずれてる!


「じゃ、とりあえず行ってくるね。ばーい」


え?大丈夫なの?って声が聞こえたけど


大丈夫ーって叫んで体育館裏に。


だれもいねぇ……


もう夜だし


時計を見ると9:58


やば……鍵閉まる


「テレポート」


呪文を唱えて学生寮まで飛ぶ


何事もなかったかのように入って部屋に戻る


私がいった意味あったのかな?


まぁいいや。


とりあえず私服に着替えてから爽くんの部屋に