君は丁寧にこの告白を断るだろう。

僕は君の笑顔が好きだ。
君の困った顔も好きだ。
君の泣いた顔もきっと好きだ。
君が泣いた時に僕に頼ってくれればと思い焦がれる日もある。

そんな君が僕を振るんだ。
それでいいんだ。
僕の親友が君を好きで、
僕が好きな君が親友を好きなのだから。

あぁ、そうだとも。
僕はこの物語にいらないんだ。