「久しぶり...」


マリッサがそう呟いた。


「ほんと、久しぶり」


駐車場に着いて、ヘルメットをバイクにのせてバイクから降り、校長室へ向かった。


「ジョシュア、元気にしてるかしら?」


「マリッサってジョシュアのこと好きなの?」


「えっ、そ、そんなことないよ」

そう言って誤魔化すマリッサ。


「そう?」


私が茶化すとマリッサは 話題を変えた。


「そ、それよりさ、アリーナ 授業どうするの?私は大丈夫だけど、最近 格闘の訓練とかしてないから、鈍ってない?」


「う" ......。に、鈍ってるはず...」


「じゃあ、放課後はフォックス先生と格闘の授業ね」


「えぇ〜やだやだぁ。フォックス先生 男女問わず 手加減しないのよぉ?はぁ...」