♡アリーナside♡


「マリッサ、早く行くよ!」


私達は今から自分達の学園へ向かう。


「ちょっと待って。その前に、荷物は?」


玄関の前でそう言うマリッサ。


「もう、先に学園に持って行ってもらったわ」


「そうなの?」


「うん。てか、早く乗って!校長が呼んでるわ」


そう言いながら バイクの後ろの席をポンポンと、2回叩く。


「うん!」


マリッサにヘルメットをかぶらせ、私のお腹に手を回した。


それを合図に出発した。


私達が通う学園はグリアース学園。