「耳が…聞こえない?」
だから、朝もただ頭を下げるだけとか…
話しかけても返事が無かったり…
先生も迷惑かけるかもしれないがって言ったり…?でもどうして迷惑?
白石さんを見ると、寂しそうな目で俺を見つめてきた。
「…ほんとなの?」
って聞いても、白石さんは首を傾けて眉間にシワを寄せるだけ。
だから俺は、白石さんからノートを借りて話を続けた。
『そう、今日からここに来たの。朝から驚かせてごめんね。』
『大丈夫だよ。私は白石優音。ゆうねって読むの。あなたは?』
『俺は中田隼音だよ、はやとって読みます!』
なんか、返事が早くて小さな手紙交換みたいで楽しかった。
ふと、白石さんを見るととても楽しそうに文字を書いていた。
『すごいね、2人とも名前の最後に音がついてる!』
『ほんとだ!』
『中田くんさ、もしかして今日ずっと私に話しかけてた?』
『うん…何も知らなくて(笑)ごめんね?』
『いいの、私こそごめんね、耳も聞こえなければ声も出せない。』
『なんだよ、謝ることないって』
すると白石さん、それを見たら顔を上げて…
“ありがとう”
口パクだったけど俺にはわかった。
笑顔で大きな口開けてそう言ってくれた。
ブルルルルル…
すると、白石さんの制服のポケットから携帯が震えた。
『ごめんね中田くん、お母さんが迎に来たみたい。』
ノートと一緒に携帯の画面を見せてくれた。
“もう着いたよ、昇降口降りたところにいるね”か…
『じゃあ、気をつけてね!』
『うん!』
そして、俺らのとっても早くて小さな手紙交換は終わってしまった。
だから、朝もただ頭を下げるだけとか…
話しかけても返事が無かったり…
先生も迷惑かけるかもしれないがって言ったり…?でもどうして迷惑?
白石さんを見ると、寂しそうな目で俺を見つめてきた。
「…ほんとなの?」
って聞いても、白石さんは首を傾けて眉間にシワを寄せるだけ。
だから俺は、白石さんからノートを借りて話を続けた。
『そう、今日からここに来たの。朝から驚かせてごめんね。』
『大丈夫だよ。私は白石優音。ゆうねって読むの。あなたは?』
『俺は中田隼音だよ、はやとって読みます!』
なんか、返事が早くて小さな手紙交換みたいで楽しかった。
ふと、白石さんを見るととても楽しそうに文字を書いていた。
『すごいね、2人とも名前の最後に音がついてる!』
『ほんとだ!』
『中田くんさ、もしかして今日ずっと私に話しかけてた?』
『うん…何も知らなくて(笑)ごめんね?』
『いいの、私こそごめんね、耳も聞こえなければ声も出せない。』
『なんだよ、謝ることないって』
すると白石さん、それを見たら顔を上げて…
“ありがとう”
口パクだったけど俺にはわかった。
笑顔で大きな口開けてそう言ってくれた。
ブルルルルル…
すると、白石さんの制服のポケットから携帯が震えた。
『ごめんね中田くん、お母さんが迎に来たみたい。』
ノートと一緒に携帯の画面を見せてくれた。
“もう着いたよ、昇降口降りたところにいるね”か…
『じゃあ、気をつけてね!』
『うん!』
そして、俺らのとっても早くて小さな手紙交換は終わってしまった。

