「変な朝だったなぁ」



夕方になり家へ帰る道でまたあの公園の前についた



すると、あの人も朝と同じ反対側の入り口に立っていた





「「あ!」」


朝は交わらなかった2人の視線が交差して
思わず声が出る


するとこちらに歩いてきたので
公園の中へ入った




「朝、ここにいたよね?」


「あなたも、いましたよね?
何故だか、また会うような気がしてました」


「俺も」




桜の木の下で会った2人が思っていた事が同じで
思わず笑ってしまう




「俺、須藤遥斗」


「坂下玲奈です」




「「よろしく」」