私の数少ない大事な大事な相談役である。 「今日は、何色の本がいいの?」 吉岡先生は、ニコニコしながら聞いてくれる。 「んー、明るい空色みたいな本!」 私が言ってるのは、なにも表紙の色じゃない。 話の色だ。 伝わらない人がほとんどすぎてあまり人に言ったことがなかったけれど、 私は、話を色に例えるクセがある。 作者や、題材によって違った色に感じるのだ。