私、幸せです。



「そっか。名前覚えてくれてありがと。」

私も顔がほころんだ。

「いやいや、お礼とか言わなくて良いから。ってか、多分荒川さんの名前覚えてない人なんかうちのクラスいないでしょ。」


「えっ!そうなの?って何故?」



「何故って…。」

私、そんな目立つようなことしてないし。むしろ地味過ぎて忘れられてるかと思ってた。