日菜が小学4年生の頃。
低学年のときはみんな無邪気で、みんな一緒に遊ぶ。それが普通だ。
だが、高学年になり、思春期になるにつれて、そうではなくなっていく。
嫌いな子のことは、仲間はずれにし、いじめる。
そうなるのだ。
生まれつきネガティブで暗い性格の日菜はいじめの対象になった。
最初は陰口を言われるだけだったので鈍感な日菜は気づかなかった。
だが、だんだん無視されるようになり、物を隠され、最終的には暴力にまで発展し、どんどんエスカレートしていった。
先生だって気づいてないわけなかった。
日菜はクラスで孤立しており、足や腕には痣があったのだ。
親もそれに気づかないわけもなく、引っ越し転校を決めた。

