SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】

そう言って2人は
教室を出ていったのであった。




私はその後ろ姿をただ見ていた。




「はぁ~なんでこんな落ち込んでるのよ」




そりゃ佑聖くんにだって
人付き合いっていうのもあるし。

それにあそこで私が引き止める義務もないし。




そもそも、私と佑聖くんは
ただの同居人ってだけだし…




「うっ…」




自分で言ってて悲しくなってきた。




やば、涙出ちゃう。





涙が溢れないよう
必死で手で拭っていた。




なんでこんなことで
泣いちゃうのよっ。