そんな様子でこれまでと
何にも変わりそうにはなかった。




ただ一つ変わったことは…




「佑聖くんっ私は佑聖くんしか好きにならないから心配しないでよ!」




私が好きなのは佑聖くんだけだからっ




「美璃、そういうこと言われると襲いたくなるんだけど」




「………えっ?!」




気づけばひょいっと軽々しく
お姫様抱っこをされ
部屋へと連れ込まれていた。




「佑聖くん……?」




ひやりと首筋に汗が垂れる。