SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】

「変なこと言わないでよ!」




今の言葉のせいで体温が
3度くらい上がっちゃったよ!




甘噛みされた耳は
熱を含んでいた。




そして心臓がこれ以上にないってくらいに
ドキドキと脈を打っていた。




「だって本当のことだもん。今すぐお持ち帰りしたいんだけど」




そう言って佑聖くんは
小悪魔みたいにペロッと舌を出した。




「ッ……!」




そんな顔したってダメなんだから!




「あ~こんな可愛い美璃、誰にも見せたくねー」

「そんなこと言ったって私、ホールだし」




嫌でもお客さんの前に
でないといけないんだから。