「ヒナちゃん好きな人出来たんだね。大人になったヒナちゃんもちっちゃくてかわいいヒナちゃんもどっちも好きだ。友達として」

「ふふっありがと」

「じゃあ俺はもう行くな」

じゃあ、と出て行ったけんちゃんはどこか寂しそうだった

ずっと黙って聞いていたにぃには不機嫌そうにこっちに歩いてきたとおもったら

急に胸の中に納められた

「なぁヒナー、あの約束覚えてるか?」

当たり前じゃん、ずっと忘れたことなんてなかった。

「覚えてる。いまでも変わらない。」

「そうか。その約束俺守ってもいいかな?」

そっと体を話してさっきとは違う真剣な顔で聞いてくる

そんなの答えは決まってるし

「いいに決まってる。」

今度は私から抱きしめた。

私たちは誰にもバレないようにそっと唇を重ねあった。

甘くて、嬉しくて少し懐かしい感じもした。
これからよろしくねゆーやにぃに。