朝、自分の席に着くと机のなかに一枚のメモ書きがあった。

{おはよう。久しぶりだね、大きくなったね、昨日はビックリしたよ、屋上で待ってる}

反射的に走って来てしまった…

どんな顔して会えば良いかな…

突然ドアが開いた


「あ、来てくれた」

「にぃに?」

「なんだよ。俺しかいないだろ」

涙が溢れて止まらない

やっと会えた