ばっかみたい……。








皆が応援してるなんてっ……。












でも、私はどうすればいいの?勇気ちゃんみたいに強くもないっ……。勇気ちゃんは死にたくない。いや、みんなのために死ねないって言っていたけど……。もう、何も何もかもわからないっ……。





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勇気「~~ちゃん!未來ちゃん!」







パチッ






チカチカ









未來「あ……れ……?あたっし……」









あのまま記憶を失って……。





あ、失神したんだ……









勇気「よかったぁ……。未來ちゃん急に倒れたから心配になって家登さん読んだんだよ。本当にもうだいじょーぶ??」







家登さんとは私のお母さんの名前……。









來(兄)『未來っ…!大丈夫かっ…?」









私の兄來(らい)は心配そうに涙目で私を見つめていた…











未來「おにーちゃん……。」










私がお兄ちゃんと言うと兄は、安心したかのような笑みを浮かべた。こうやって優しいお兄ちゃん……









未來「……勇気ちゃん……お兄ちゃん近くで見守ってくれててありがとう……(ニコリ」










私が笑いかけると、





勇気ちゃんが



來「ん。」




勇気「……よかった……。」





勇気ちゃんは笑みを浮かべた。








よかったって何が?









未來「え……?」







勇気「……あのねっ、最初話しかけたとき私のこと無視したり怒鳴ったでしょ……?あの時、嫌われてるんだなぁ……って実感したの……。嫌われてるって思ったけど、嫌われてるんだったらどうしようかなって悩んでたの……嫌われてなくてよかった……」













彼女の言葉が突き刺さった……







嫌われてるって私が思い込んでただけ?




かも知れない……






本当は皆応援してくれてたり祈ってくれてる人もいるのかも知れない…………。