「かーんーなー!」
「もう、翔吾そんなに大声出さなくたってここに私はいるよ」
色のついた記憶、もうだいぶ昔に感じる..
「いやぁ、相変わらず柑菜ちゃん色気があってたまんねぇなぁ」
「おい...そんな目で柑菜のことみんじゃねぇよ」
「「音也は独占欲強すぎだよね~」」
「はいはい、お昼なんだから少しは静かにごはん食べるよもう。」
こんな支えなことさえ今はなくなってしまった。
「柑菜...食べさせて。」
「お、音也!?....もう、しょうがないんだから。」
今思えば私は音也に恋心を抱いていた。
「「ずるぅい...」」
「お、おい!音也ずりーぞ!」
「俺も柑菜ちゃんにあーん。してもらいたいな?」
「はいはい、みんなにもしてあげるから順番順番!」
「みんなにはするな...俺だけでいい..。」
常に笑っていた、作り笑顔でもない、自然な笑顔。
楽しかった日々はもう、帰ってこないのなんてわかってる。わかってる...でも。
どうしても愛おしいと今でも.....

