〜真実と嘘〜

一翔side


「海...空...ありがとう」




悲しい瞳をした柑菜に目が離せなかった


柑菜ちゃんのこと誘ったのはほんの出来心緑龍が姫にするくらいだからどんな子なのか気になってちょっかいをだしたっていうのが本音、



でも今は違う、幹部以上しかしらない双子の秘密も柑菜ちゃんにはお見通しなのかもしれない、裕也のことだって。


黄龍のみんなが柑菜ちゃんに心を許しているのが分かる。



みんなが許してるからって、僕もってわけにもいかないんだ。





―――――――誰も知らない僕は一人なんだ



そんな気持ちを隠して僕は笑顔で総長をする、総長失格かもね....なんてね
さあ、僕はまた自分に嘘をつこう