〜真実と嘘〜

「こと.....ね??どうしたの.....誰にそんなことされたの!?」


私が本気で心配している姿も姫宮琴音は影で笑っていたのだろうか.....


「こ、こないでよ.....!!!!」



―パシンッ

「え.....??」

今まで黙って琴音を慰めていたみんなの目がとても冷たく見えた。


「お前最低だな......」

どうして.....??椿.....??

「ありえへんわ!?自分でやっといて!」
何をゆってるの??翔吾

「姫はもう琴音だ、お前は今すぐ出ていけ!裏切り者は緑龍に必要ない!!!」

裏切り者.....??何をゆってるの、ねぇ。
音也...!!

「「........」」

何かを考えている、空と海その表情からはなにも読み取れなかった.....。


「な、なに.、.....??どうして、わ、私が裏切り者.....なの?」

怯える目で私を見る姫宮琴音
怒りを抑えている翔吾、音也、椿

「琴音から全部聞いたんだよ、今日帰ってたら複数の男に囲まれて、ヤられて最後にこれでお前から金をもらえるって喜んで報告しに行ったそうだな、だからお前今日遅かったんだろ?」

チガウ、チガウ。

「私がなんでそんなこと.....」

「昨日、緑龍の、姫に琴音も入れたからだろ!?」
「はよ、でていかんか!?!?」

なによ.....それ。

「わ、私がそんなことするわけ無いでしょ.....??ねぇ、信じてよ.....。」