キーンコーンカーンコーン

ガヤガヤガヤガヤ

[ホームルームを始めんぞ。]

[チッ、めんどくせーな。]

[水渡邉 ミトベ 席に座れ。]

[はいはい。]

ウチは水渡邉璢奈 ミトベルナ 今日で3-S

[じゃあ。まず単刀直入に言う。お前等には暗殺をしてもらう。]

ガタッ

[暗殺~?面白そうだなぁ~。]

[相手は?]

[外国の危険人物]

[水渡邉~]

[んぁ?]

[水渡邉はやる??]

[楽しそうだもんな。]

[油断するなよ?相手は危険人物だ。何されるかは分からない。]

[どんな奴なんだよ。]

[外国の奴で何をするか分からない。]

ドゴーーーーーーン

[暴れだしたか。]

[暴れだした!?]

[ってことは新しい担任が来てるって事じゃん。どんなのかなぁ???]

[やめろ!水渡邉!!]

ガラッ

[っせーよ。たーこ。]

[誰がタコだって??]

[は?]

ドガッ

[って!何すんだよ!!糞野郎が!]

[水渡邉璢奈。身長150。3-S。成績、国語5数学5英語5社会5理科5。天才だな。]

[誰だテメェ。]

[自己紹介が遅れました。ヒル・レオナードです。]

[ひるれおなーど?]

[そうです。]

[お前のあだ名ヒルレオな。]

[ヒルレオ。良いでしょう。はい、今から授業を始めます。]

ヒュン

[水渡邉さん。暗殺は授業が終わってからにしましょう。]

[うっせ。たーこ。ウチは授業が簡単すぎて暇なんだよ。]

[仕方がないですね。相手をしてあげましょう。授業をしながらね。]

[余裕ぶっこいてんじゃねーよ!]

パシッ

[では、国語の教科書20ページを開けましょう。]

シュシュシュシュッ

パシッ

[ここを成瀬君読んでください]

[お、おう。]

[返事はちゃんとはいです。]

[は、はい。]

[チッ。しょーもね。]

[水渡邉さん。どこにいくんですか?]

[どこでもいいだろ。]

[あの水渡邉が困っててる。]

[璢奈!!]

[瑞乃さん。]

[莉唯 リイ ]

[ヒルレオ。ウチ、璢奈の付き添いするわ。]

[しょうがないですね。分かりました。]