カラオケボックスでの二次会も終わりに近付いてきた。
みんな口々に「次はどうする?」と、三次会への突入モードに入っていた。
「真理はどうする?やっぱり主婦だから帰らなきゃならないの?」
独身の百合が気遣ってくれた。
時計を見ると、23時前だった。
一瞬、拓也の顔が浮かび、「ちょっとごめん」と席を立った。
〜♪〜♪〜♪〜
何回かコールするけど、なかなか電話に出ない。
……おかしいなぁ。
痺れを切らし、留守番電話サービスにメッセージを残した。
「もしもし。まだ二次会の途中です。ちょっと遅くなりそうだから今日は実家に泊まるね。それでは……」
ふぅ……。
拓也は、今ごろ何してるんだろう?
誰か誘って、飲みにでも行ったのかな?


