愛のカタチ



入り口そばの三人掛けのソファー。


アンパンマンの大崎くんと賢司に挟まれる形で腰を下ろした。 


三人掛けのソファーとはいえ、大柄な大崎くんだけで、だいぶ幅を取っている。


かなり窮屈で、太股と太股が触れ、肩と肩とが密着した状態だ。


なんとなく恥ずかしくて、体を小さくして、浅く座った。 


とりあえず、みんなが揃ったところで、乾杯!!


そのあとは、順番に曲を入れて歌い始めた。 


部屋には8人いたから、なかなか順番が回ってこない。 


――と、