愛のカタチ




――そのときだった。


突然、バサバサバサッ…と音を立て、木々の間から白い鳥が羽ばたいた。


大空へ羽ばたく鳥の群れが、瞬く間に空の青さに溶け込んでいく。


「うわぁー、ポッポちゃんがいっぱーい!」


手を叩き、はしゃぎ回る真央。


握り締めたストラップを額に翳し、太陽の眩しさに目を細めながら頭上に広がる青空を眺めた――。
















      《完》