お互いいろいろあったけど、今、共に幸せな人生を歩んでいると思う。
『子どもがいるだけで、家の中が明るくなるのよ』
昔、母が言っていたことを思い出す。
真央がいるお陰で、拓也との会話もぐんと増えたし、季節の行事もひとつひとつ楽しむ気持ちも芽生えた。
雛祭りには、父と母から贈られたお雛様がリビングにお目見えする。
その隣には、真央と一緒に折り紙で作った小さなお雛様を飾ってみたり。
子どもの日には、色画用紙でカラフルな鯉のぼりを作ってみたり。
クリスマスには、三人でツリーの飾り付けをしたり。
真央――私たち二人の間に生まれてきてくれたあなたとの奇跡の出会いにも感謝している。


