愛のカタチ



そうそう、木場家でも男の子が誕生し、名前は孝太郎(こうたろう)と名付けられた。


真央と同級生になる孝太郎くんは、木場くんにそっくりな元気な男の子。


まだ三歳になったばかりだというのに、鉄棒にぶら下がってみたり、補助輪のついた自転車を小さな足で扱いでみたり。


野球選手の真似をして、バットを振り回してみたり。


そうかと思えば、サッカーゴール目がけて、ボールごと突進してみたり。


とにかく、元気な男の子だ。


「将来はサッカー選手か野球選手になってもらって、俺たちは楽させてもらおう」


と、豪快に笑いながら孝太郎くんに優しい目を向ける木場くん。


その隣で、二人を温かく見守る百合。