愛のカタチ



振り返ると、すぐそばに拓也の姿があった。 


「うん。この子可愛いよね」

と、手にしていたテディベアを拓也の前に差し出した。 


「よし、決まり!
じゃ、ひとまず、これは真理に返すね!」


「…えっ?」 


急に手渡され、驚き、拓也の方を見るけど、彼の言っていることが分からない。 

そんな拓也は、というと……


私の手にしていたテディベアとは色違いの、茶色と黄色のデニム地のものを手にし、奥のクリスマスコーナーに足を向けた。 


彼のあとを追うように、赤や緑といったクリスマスカラーにデコレーションされたコーナーに引き寄せられた。