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「――真理!真理ってば、聞いてる?」
「へっ?」
素っ頓狂な声が出たのが可笑しかったのか、運転中の拓也が肩を震わせながら笑っている。
「なんだ、起きてたのか!さっきから黙ってるから、窓の景色を見ながら寝てるのかと思ったよ!」
「えっ…寝てないよ!」
「嘘つけ!怪しいなぁ。
真理はいつも俺が運転してると、助手席で寝てるからな」
言われてみれば、確かに、よく寝ている。
独身の頃、デートの帰りは、いつもこんな風だった。
安心してしまうのか、揺れが心地いいのか、助手席に座った私は、知らぬ間に夢の中のことが多かった。
でも、こうして、拓也の運転する車で出掛けるのも久しぶりのことだから……。
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「――真理!真理ってば、聞いてる?」
「へっ?」
素っ頓狂な声が出たのが可笑しかったのか、運転中の拓也が肩を震わせながら笑っている。
「なんだ、起きてたのか!さっきから黙ってるから、窓の景色を見ながら寝てるのかと思ったよ!」
「えっ…寝てないよ!」
「嘘つけ!怪しいなぁ。
真理はいつも俺が運転してると、助手席で寝てるからな」
言われてみれば、確かに、よく寝ている。
独身の頃、デートの帰りは、いつもこんな風だった。
安心してしまうのか、揺れが心地いいのか、助手席に座った私は、知らぬ間に夢の中のことが多かった。
でも、こうして、拓也の運転する車で出掛けるのも久しぶりのことだから……。


