隣に座っていた拓也が、「今、2ヶ月目に入ったところなんですよ!」と、事もなげに言った。 「……えっ?2ヶ月!? それじゃあ、本当に赤ちゃんいるのか?」 「はい。来年の6月が出産予定です」 「おーい、みんな!聞いてくれ! めでたいぞ!真理ちゃんに赤ちゃんがいるってよー」 「ちょ、ちょ…ちょっと!おじさん!!」 「よかったな!」 「おめでとう!」 慌てる私とは対照的に、次々と喜びの声を掛けられた。 そのたびに、拓也は「ありがとうございます!」と、嬉しそうに頭を下げていた。